詩人:1059(&loosely) | [投票][編集] |
あなたを愛すれば愛するほどに
周りが見えなくなっていく
あなたを愛すれば愛するほどに
あなたに近づいていく
あなたを愛しても
近づけば近づくほど
どうして…
あなたが見えない
もう何も
僕の瞳には映らない…
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受話器の向こう
あなたの声
『別れよう…』
そう言われること
薄々気付いてた
いつの間にか
あなたの心は離れていた
わかっていたけれど
受話器を持ったまま
放心状態…
携帯の保護メール
消していると
『ダイスキ』
あなたからのメール
楽しかった思い出がよぎる
涙で携帯の画面がにじむ…
寂しい時に聞いていた
あなたの声の入った留守電
大好きなあなたの声が
今では私を余計寂しくさせる
涙が溢れる…
あなたを想う涙だよ
私はこんなにあなたが好きなの…
あぁ、神様!!
願いが叶うなら
もう一度…
夢を見させて…
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いつもの駅
楽しかった時間は終わり
あなたと二人
小さな切符に
あなたを遠くへ連れ去られてしまうような気がした
ベルが鳴り
『バイバイ』
と手を振るあなた
思わず
『嫌…』
なんて言ってしまった
慌てて
『ううん、なんでもない。またね。』
って誤魔化した
あなたは
誰よりも私の近くにいる
けど…
行かないで。
あなたと一緒にいさせて。
少しでも離れるのは嫌なの。
いつだってあなたと手を繋いでいたいの。
あなたは
誰よりも私の近くにいる
近くにいるから…
改札の向こう側のあなたが
遠く感じてしまうの…
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言葉じゃ足りない想いを
あなたに伝えたくて
ぎゅっと抱き締めた
もっと強く抱き締めた
不器用なやり方だけど
僕の想い…
伝わったかなぁ…
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愛が足りない
愛が欲しい
いくら叫んでも手に入らなかった
僕自身より大切なヒトができたとき
愛は最初から僕の中にあったことに気付いた
愛は与えるものだと
あなたに気付かされた
そして
あなたに愛を注いでいたら
いつのまにか
僕の心は
愛と優しさでいっぱいになった
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愛って一体何なんだろう?
辞書で調べても
誰に聞いても
納得のいく答えは見つからなかった
あなたを家まで送る帰り道
ふと目が合った瞬間
なんだか胸が一杯になって
思わず立ち止まった
何があっても
あなたを守りたいと
あなたのために生きて行きたいと
そう思った
その時…
ちょっとだけ
愛に触れられた気がした
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二人で約束して
いつもより早い登校
僕ら二人だけの教室
「教室、寒いね…」って
あなたはちょっと僕に近づいた
「一緒に勉強しよう」って約束だったけど
ただ二人、
隣に座って…
不思議な感覚
このまま時間が止まればいい
心の中でつぶやいた
友達が登校してきて
慌てて誤魔化した
「たまたま、駐輪場で会ったんだ」
大切な二人の想い出
今でも思い出すよ
あの頃から
あなたが好きだった
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あなたが私を愛したとき
私はあなたを愛していなかった
それでもあなたは
私に愛を注いでくれていた
ただ突き放す私に
ただ愛を注いでくれていた
別れを切り出したとき
あなたは泣いていたんだね
受話器の向こうで
声を殺して
今頃になって
あなたの愛の大きさに気付いた
あなたの大きさに
気付いた
あなたの優しさに…
私は変われたのだろうか
もうあんな思いをするのは嫌だよ
そう言うあなたを
もう二度と離しはしない
横に眠るあなたを見ながら
誓いの言葉を
つぶやいた