詩人:ナオト | [投票][得票][編集] |
もし、あなたがもし
僕を残して逝ってしまったら
僕はあなたの白い顔を
数センチの距離で見つめながら
一緒になろうと思います
薄れてく意識の中で
もう一度あなたを愛してみたいんです
もし、あなたがもし
僕を残して逝ってしまったら
もうこんな世界には
数億円手にしたとしても
意味がないんです
遠ざかるあの日々は
もう二度と戻ることはないんです
会いに行くよ
ただそれは絵に描いたような
綺麗な糸じゃないけど
思いっきり泣いてみるのも
あなたのためかもしれないね
あなたの葬式で
好きだったあの曲を流せばいいのだろうかとか
そんな事に悩むより
二人一緒に
遺影並べて眠りたいんです
いつも僕は遅刻するね
いつもあなたを待たせるね
でもすぐに行くから
また会ったら二人一緒に
そうだな、おいしいプリンでも食べよう
会いに行くよ
ただそれは絵に描いたような
綺麗な糸じゃないけど
思いっきり泣いてみるのも
あなたのためかもしれないね
ごめんね
もうすぐ着くからね