詩人:ℒisa | [投票][編集] |
開かずの踏み切り
赤だった信号は
黄色で点滅
ずっとそのまま
その仔を渡して
早く追い出してソレを
体外血まみれ
体内毒まみれ
心中複雑骨折
マッチ一本火事の基
火遊びならバケツの水
ぶっ掛けて
詩人:ℒisa | [投票][編集] |
どうしてあなたはいつも私を
イラ立たせるの
どうしてあなたはいつも
肝心な時に傍に居ないの
どうしてあなたはいつも
ここぞという時に電話に出ないの
それなのにどうしてあなたは私を幸福に出来るの
どうして私の一番はあなたなのに
あなたの一番は私じゃないの
詩人:ℒisa | [投票][編集] |
八つ当たりしてごめんね
長電話に付き合わせてごめんね
「疲れてない」
「眠くない」
そう言ってくれるけど
もうすぐAM3:00になるよ
君が居なかったら私はまた
右手に剃刀を握って
我が身に八つ当たりしてしまう
ごめんね
重たい荷物背負わせて
詩人:ℒisa | [投票][編集] |
逢いたかった
逢えなかった
逢えばよかった
逢えなかった
逢いに行けた
逢いに行かない
逢いに行かなかった
逢いたかった
逢えない
逢いたい
ずっとずっと逢えなかった
また逢えなくなってしまう
いつか
いつか
傍に居たい
ずっと
もっと
傍に居たい
いつか逢えなくなってしまう
ずっとずっと遠くに
遠くにいってしまう
知ってる
だから逢えない
だから逢いたい
限り在る時の中
詩人:ℒisa | [投票][編集] |
寝顔がとても愛しくて
起こさないように
髪を撫でてキスをした
寝返りうってそっちを
向いてしまったから
起こさないように
髪を撫でて手を繋いだ
掛布団を掛け直すと
嫌そうな顔をするから
可愛くて何度か
掛け直した
オデコに手をあてて
風邪の心配をした
ぬくぬく恋しかった
詩人:ℒisa | [投票][編集] |
私はあわてんぼう兎さん
君はのんびり亀さん
だとしましょう
性格も似ている
そんな気がする
さておき甲羅の中から出てきてはくれませんか
自慢げな兎さんはね
ほんとは寝たふりをしているの
亀さんが先に小山のふもとに駆けつけるように
兎さんは亀さんが好きなのよ
詩人:ℒisa | [投票][編集] |
どうしてかな
この部屋は
暗い思い出ばかりが
甦って浮遊している
返して欲しい
傷付く前の躰
傷付く前の心
新しい職場
戸惑った本当の理由は
「制服」
七部丈なんだ
腕が隠せない
どうしてかな
この部屋は
暗い思い出ばかりが
甦って浮遊している
ここにいると
涙が止まらない
生理なんかこなくていいのに
どうせこんな躰
どうせこんな躰
どうせこんな私
詩人:ℒisa | [投票][編集] |
いつまで追いかければ
良いのだろう
青い鳥
いつまで探せば
気付くのだろう
青い鳥
この鳥篭にその鳥がいるなら
大切に大切にしなきゃいけない
失ってから気付くなんて
悲し過ぎるじゃない
満たされない訳はなに‥