詩人:ℒisa | [投票][編集] |
彼は私を愛していると言って
私に手錠を嵌めた
私は彼を愛していると言って
それを喜んだ
彼は愛していると言って
私を閉じ込めた
私は彼を愛していると言って
躊躇しながらもその中に入った
彼は私を愛していると言って
「私に相応しくない物」とやらを奪った
私は彼を愛していると言った
そう言わなければいけなかった
彼は私を愛していると言って
全てを与えた
私は彼を愛していると言って
それ無しで生きられなくなった
彼は私を愛していると言って
私を人形にした
彼は私が一番欲しい物が
「愛」だと知っていたから
彼は私が「愛」なんて
知らない事を知っていたから
なにがしたかったんだろう
あたしたち
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久しぶりの連休に
暇を持余して
それでもちょっと開放感
ひきこもりっきりでいたいさみしがり
私を急かすのは
いつも私です
私を縛るのは
いつも私です
ちょっと休も
あれからずっと
駆け出しっぱなしだったから
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このお金無くなったら
また道を踏み外しそう
一日中スクリーンに向かって
打ち込んだ半角英数
なかなか上手く生まれない
WEBサイト
暇潰し
今までしてきた事が罪で不健康ならば
これが清く正しく生きているって事に
なるのかい?
詩人:ℒisa | [投票][編集] |
自分の為に
泣いてくれる人が
自分の為に
傷付いてくれる人が
自分の為に
怒ってくれる人が
自分の為に
笑顔をくれる人が
傍に居るなら
突き放しちゃ駄目だ
失っちゃ駄目だ
鬱陶しいもんなんだ
愛ってのは
鬱陶しいもんなんだ
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悪い事をしても
罪悪感を感じなくなったのは
いつからだったかな
人を騙しても
腹の底から
笑える様になってた
「ざまぁみろ」ってね
人はどこまで汚れる事が出来るだろう
人はどこまで美しくなる事が出来るだろう
路地でダンボールに包まって寝てるおっさんと何も変わらない
私は何も残せてない
蜘蛛の巣に引っかかってるチンケな虫以下
私は餌にすらなれない
腐ってる