詩人:ℒisa | [投票][編集] |
偽善だなんて
背を向けないで
善を行わないより
よっぽど良いさ
何も変わらない
何も変えられないだなんて
始める前から諦めないで
君が出来ない事を
私がしよう
私が出来ない事を
君がしてくれたら良い
泣いたり笑ったり怒ったり
一緒にしようよ
誰かを見捨てたりしないで
この星に生まれた私達は
まだ子供だよ
死ぬまでずっと
この星の子供だよ
愛する事を恐れて遠ざける前に
愛を忘れない様に生きよ
私が出来ない事を
君がしてくれたら良い
君が出来ない事を
私がしよう
詩人:ℒisa | [投票][編集] |
わざとです。
あの日
あなたが居ない部屋
二人で食べた手料理がまだ
残っていたのを
適当に片付けて
荷物をまとめた
全部持ち帰る事も出来たけど
少々の荷物を残した
わざとです。
あなたが彼女の元へ帰ろうと
私が残した荷物を片付ける時には
少なくとも私を
思い出すでしょう
でもね
荷物をまとめてる時に
いつもの様に部屋を
片付け様と散らかったあなたの服を
手に取ったのは無意識で
その手を止めたのは
わざとです。
もうあなたの女じゃないから
ただ布団だけは少なくとも綺麗にしておいたのも
わざとです。
彼女の元でなく
あなたひとりで
ここで眠って欲しいと思ったから。
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たった半月
されど半月
何もしなきゃ
飯は食えない
通称ゴキブリ小屋
それでも
「おかえりなさい」
言ってくれるだけ
居心地が良い
私の居場所
通称ゴキブリ小屋
まぁ言わせてもらえば
「最後の砦」
こんなんじゃ
お城まではまだまだね
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知って欲しい事は話すから
私の事を知ろうとしないでよ
きっと嫌いになるから
私の事を知ろうとしないでよ
きっと離れていってしまうから
知って欲しい事は話すから
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彼も赤ちゃんも失って
泣きじゃくる私に
「誰にも頼るな」
そう言った
その言葉
突き放されたと
受け取っていたけれど
その言葉の裏に
いろんな想いが込められていた事
今なら解る
失恋した次の日
私何も言わなかったのに
「お前は全て相手の生活に
合わせ様として
相手にもそれを望むから
相手を失うんだよ。」
「お前は全て相手の生活に
合わせ様として
相手にもそれを望むから
相手を失った時
自分の全ても失うんだよ。」
そう言った
何も言わなくても解ってるんだ
私よりも私の事をこの人は
無関心な様で全て見てるんだ
勝てっこないわ