詩人:ℒisa | [投票][編集] |
もう一度誰かを照らしたい
運命を憎んで
出逢いを恨んで
気が付けば涙流してて
誰の笑顔も見れず
自分の笑顔も忘れた
あんなにたくさんの人が
私の周りを囲んで笑っていたのに
投げ出すにもほどがあるわ
選択肢は二つ
晴れの日を生きるか
あと一つは‥
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私と殺し合いをしようか
君には銃をあげる
私はこの包丁一本で良い
君は躊躇って撃たないだろう
包丁を奪おうとするかな
でも私は君を刺す
一回じゃ死なないだろうから
何度でも刺す
逃げられないよ
私は殺すと決めたら殺す
止められるよ
私を殺せば君は死なない
嫌なら死ねば良い
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帰る場所が在るのに
まだ此処に居る理由
辞めたいとか
辞めたくないとか
そんな簡単な戸惑いじゃない
今までの罪と
この穢れた躰を
君に捧げて
ハッピーエンドを作る様な
図々しい物語で
良いんだろうか
良い訳無いよ
何も知らないならともかく
君は全てを知っている
夢
たくさんみた
掴めたものも在ったし
掴めなかったものも在った
解ってる
もうみれない
勇気なんかいらない
希望さえ無くせば
明日はもう来ない
未練残さず逝こう
ごめんなさい
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愛してない女抱いたところで
勃起して射精しても
虚しいだろ
愛する女となら手を繋ぐだけで
それだけでも幸せだろ
決して大きくは無いテーブルに
決して豪華ではない手料理でも
そこに愛は在っただろ
置いていかれた合鍵に
贈られた手紙に想い出す事は何
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出逢ってから
10年
いや
11年かな
細かい事は忘れよ
とにかく私達は親友だよ
出逢ってから10年または11年
その中で一緒に居た日数は
1年にも満たないんじゃないか
満たないよね
それでも15の夏
憂雨に出逢えて良かった
もし憂雨に出逢ってなければ
私は普通に平凡な人生を
送ってそれなりに
こんなにはちゃめちゃな
人生になる事も
なかったかもね
でもあの夏の思い出は
一生忘れない
出逢えて良かった
いつも心配させて
いつも迷惑かけて
ごめんね
こんなに遠くに離れているのに
沖縄行こうね
そろそろ借りを返さなきゃいけないもん
旅費貯めるからね
もちろん憂雨の分もね
もっともっとおばちゃんに
なっちゃう前に
3日間だけ15に戻ろ
2泊3日の沖縄旅行
逢いたいよ
また
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小指と小指を絡ませて
【約束】
無意味な事
追いかけないで恋を
探さないで愛を
求めないで想いを
そうすれば必ず
見失って壊れる
恋も愛も想いも
そこに在るものが全て
それ以上でも
それ以下でもない
だから追いかけないで
探さないで求めないで
欲張りには罰が当たる
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頭を割られた同級生
一晩中そうしていたのだろうか
血塗れニヤニヤ揺れながら
登校した私の顔を見て安心したのか
股に刺された鉛筆一本抜いて
喉の奥まで突っ込んで血を吐いて息耐えた
私は其処からぶっ飛んで
デジタル時計が
0:00を行ったり来たりする灰色のスクランブル交差点で
二度と来ないかもしれない朝を待った
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何番シートにも
あなたの影が残ってる
鴨が葱背負って‥
そのままなら良かったのかも
背中合わせに在る光
正面は闇ばかり
相変わらず
ここで詠えば
謡うほどに傷付ける事も
解っているのに
ないものねだりは止まらずに
凍える手
暖めてくれた
木造の
アスレチックは
跡形も無く消えていた
ファミレスの奥の席
今は独り
帰り道少し期待して
ゆっくり歩く
そんな日々
「え?」
最後の言葉
恋の終わりはあまりにも
儚く散った