詩人:ℒisa | [投票][編集] |
上手く往かない様に用意されてる
今走り出したら
神様の勝ち
悪魔が瞬きするその瞬間に
神様が微笑む
これは運命
どの道を通っても
どんな手段を使っても
此処に辿り着く様に用意されてるシナリオ
もう逆らいません
健やかなる時も
辞める時も
貴方の成すがままに‥
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大切にしているものは沢山ある
大切な人
大切な事
大切な想い
大切な思い出
大切な仕事
大切な夢
大切な命
人それぞれ
沢山あるその「大切」が
必ずしも幸せな明日に導いてくれるとは限らない
「大切」にするべきもの
本当はなにかな
断ち切る勇気も「大切」な時もある
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雑踏の中
貴方に似た後ろ姿を見付け
全ての雑音が消え
その姿だけを目で追った
遠ざかって行く後姿にだけ釘付けになり
貴方じゃない事を願った
反面期待もした
振り向いた顔が
貴方だったとしても
貴方じゃなくても
私はその場に立ち竦んで
その姿を視界から消えるまで追っただろう
結局振り向かずに遠ざかったその姿
その瞬間まで止まっていた
人混みの流れと
時間が動き出した
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精神科に行ってね
薬を渡されたらね
「こいつは頭がおかしい」
ってな風に見られるの
真剣な話をしようと
ふざけた話をしようと
「こいつは頭がおかしい」
って事で片付けられるの
“キチガイ”の話なんて
誰もまともに聞かない
薬のせいで頭がおかしいのか
頭がおかしいから薬を飲んでるのか
そんな事は誰も重視してない
何を言おうと
「こいつは頭がおかしい」
誰もまともに聞いてない
出された薬を飲むだけ
残るのは副作用
それさえも
「頭がおかしい」
だから薬を飲んでおけ
その繰り返し
拒めば拘束
あぁもう本当に
頭がおかしくなる!
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携帯を無くした
不必要な過去に
お別れしましょう
舞い落ちてくる
綺麗な雪を
掌に乗せると水になった
綺麗な雪だったのに
よく見るただの水になった
まるで出逢いのよう
この街はなかなか
雪が降らないからね
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胸を焼き焦がす様な感情
君に抱いた日は遥か昔
その声その仕草その香り
全て愛しく涙を誘った
心臓から子宮に
子宮から脳に
脳から血液に
私の体内隅々を支配した
その全てを失ったあの日
私は現実を見た
君はどうしても
私の全てだったのに
何年経っても忘れられない
あの日から君を許して
あの日から君に許されたはずなのに
失う前の私たちに戻れたら
あの日君の答を許さなければ
あの頃の私がもう少し頑固だったら
あの日君を傷付ける事が出来てたら結果的には‥
全ての罪は君の事が大好きだったから
全ての罪はまだ愛されたいと欲に流されたから
運命で繋がれているのに
結ばれる事のない様な
虚しさが絶え間なく胸に吹雪く
いつまでも‥
いつまでも凍えてしまいそう
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耳を疑う出来事など無い
同じ様な事で嘆いては
同じ様な事で感動する
日々
臆病者
一歩出るのも怖いんだ
皆そう
新聞記事も毎日同じ戯言
変えられないよ
人間の感情が限られてる
人類は欠陥品
関係無いよ
私には
一歩踏み出す捨て身が在る