何番シートにもあなたの影が残ってる鴨が葱背負って‥そのままなら良かったのかも背中合わせに在る光正面は闇ばかり相変わらずここで詠えば謡うほどに傷付ける事も解っているのにないものねだりは止まらずに凍える手暖めてくれた木造のアスレチックは跡形も無く消えていたファミレスの奥の席今は独り帰り道少し期待してゆっくり歩くそんな日々「え?」最後の言葉恋の終わりはあまりにも儚く散った
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