あなたが触れるのは 私の頬だと思った あなたが見つめるのは 私の目だと思った あなたが囁くのは 私の耳だと思った あなたが握るのは私の手だと思ったあなたが抱くのは 私の体だと思った あなたが選ぶのは 私だと思った そうでは無いことが 悔しかった そんな事にやさぐれてた ふてくされてあなたの 優しさも失った 姿さえも声さえも 聞こえなくなった
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