あまりに
空虚で不親切な世界
幾度も絶望し
疲れ果てては
終わりを望んだ
命の終わり
世界の終わり
記憶の終わり
哀しみの終わり
痛みの終わり
嫌な事を知る度に
それが人生の結局の答えなのだと信じた
自分は何もかも
経験し体験し
痛感したと諦めた
私は何も知らない
子供だった
周りに気付いて欲しくて仕方なかった
悪い事したり
イイ事をしたり
死んだふりして見せたりした
私は子供だった
子供のまま
大人の世界で生きていた
今でもそうだ
私は子供のまま
まだ人生は何も解かれてはいない
2011/07/15 (Fri)