詩人:ℒisa | [投票][得票][編集] |
君と歩いた散歩道
春を追いかけて
走り回っては
何か見つけたと駆け寄ってきた
君と眠ったお布団や
君と語り明かしたソファーに君がまだ寝ている様な
そんな夢を見た
君と行った山
君と行った川
君はまだ海は知らなかったよね
君のことを愛していたし今でもずっと愛しているからね
大好きで
大好きで
大好きだったのに
一緒にいてあげられなかった
君を救ってあげられなかった
部屋に戻ると小さな君は独りで冷たくなっていた
言葉は話せない君だったけど
いつでも気持ちは伝わってきたよ
伝わっていたよね
もう一言だけ伝えたかった
君をしっかり抱きしめて『いつだって君は独りなんかじゃない』って
もう一度だけ
一緒にチョウチョ
追いかけたかったよ