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ℒisaの部屋


[22] 君は可愛い宝物
詩人:ℒisa [投票][得票][編集]

君と歩いた散歩道
春を追いかけて
走り回っては
何か見つけたと駆け寄ってきた
君と眠ったお布団や
君と語り明かしたソファーに君がまだ寝ている様な
そんな夢を見た

君と行った山
君と行った川

君はまだ海は知らなかったよね

君のことを愛していたし今でもずっと愛しているからね

大好きで
大好きで
大好きだったのに
一緒にいてあげられなかった
君を救ってあげられなかった

部屋に戻ると小さな君は独りで冷たくなっていた

言葉は話せない君だったけど
いつでも気持ちは伝わってきたよ
伝わっていたよね


もう一言だけ伝えたかった
君をしっかり抱きしめて『いつだって君は独りなんかじゃない』って

もう一度だけ
一緒にチョウチョ
追いかけたかったよ

2004/01/31 (Sat)

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