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美虎の部屋


[17] 現実
詩人:美虎 [投票][編集]

純粋だった私

貴方と出逢って

すべてが崩れた



寂しくて寂しくてたまらない毎日

そんな時

私を優しく包み込んでくれた貴方

嬉しかったよ

本当に嬉しかった


でもそれは本当の貴方ではなく

現実はあまりにも

残酷なものだった




今思えば


貴方を信じた私が馬鹿だったわ──…と

少しだけ後悔




いい経験になったよって

礼が言えるほど

私は大人じゃない



貴方とのことを

一生忘れない


でも貴方はきっと私のことなんて

すぐに忘れ去ってしまうだろう


貴方にとって私という存在は

息抜きの場でしかなかったのだから






2004/03/03 (Wed)

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