詩人:Riko | [投票][編集] |
思わず漏れたため息が
目の前に広がる都会の光たちに雲をかける
冷たい空気に浮かぶカラフルな光たち
一年前、一度は手にとってみたかった、美しい宝石
今はその中をどんなに探っても、欲しいものは見つからない気がする
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もう答えは出てるんでしょ
走り出すだけじゃない?
助走期間はもう終わり
十分でしょ?
先ゆく人を、羨ましそうに見つめ
転ぶのではないかと心配ばかりするのは
もううんざり。
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「もう会わない」と言える強さがなくて
ただあなたの胸の恋しさに甘えている
あなたに会えれば満足で
隣で眠れば幸せだと言う私の心は
UP DOWNが激しすぎて疲れていたのだろう
甘い言葉が心地よくて
素直な言葉が胸に刺さる
それでも、切ないラブソングに頬を伝うほど
涙が湧いてくるなんて知らなかった
私達の関係に涙が似合わぬことは知っていたから
もうフェアじゃないのだとただ気付いてしまったの
baby あなたが私を好きなのは分かってる
いつも隣にいるのが私じゃなくていいことも
baby 私はそろそろ行くから
悲しい顔で引き止めたりしないで
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あたし一人いなくなっても、
世界は周るし
社会は変わりなく忙しない
流されるように生きる人々に混じって
日々を過ごす中で、
自分が「存在してる」と感じられるのは
どんな時だろう
個体としての自分を感じられなくなるくらいなら
あたしは死んでるも同然だ
だからね
小さなことでもいい
残されなくていいから
あたしが生きてる証を掲げて
今、歩いていられたらいい
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笑った顔が大好き
だと君がいつも言うから
あたしは君の前でよく笑う
ねぇでもきっと、
君に出会う前はこんなふうに笑ってなかった気がするんだ
こんなふうに
素直に、心の底から
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あぁDarlin
あたしがあなたをこんなに想っているのに
なんで感じられないなんて言うの
あなたの言葉に救われ
あなたの言葉に傷つき
写真に写る女に嫉妬してる
ちょっとイジワルするのは、愛してるからだよ
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ぐっすりと安心感のある場所に落ちたくて
あたしはベッドに潜り込む
なのに、毎日毎日、疲れるだけのバーチャルゲームの中に入ってしまうみたい
ゲームなんかしたくない
眠る間にスリルなんか、求めてないの
起きてる間に見る夢で十分だから
どうしても
というのなら、今夜はリクエストさせて
狙われたり逃げたりするリアルチックなゲームにはうんざり
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甘えるな
と要求するのなら
あなたも甘えるな
でもそんな関係
あたしにとって付き合ってる意味がない
だからあなたがあたしに
甘えるな
と言うならば
終わり