詩人:彰 | [投票][編集] |
青空が好きですだなんて君はいったね
僕は夕暮れがすきなんだ、というと君は
ちょっと困った風に笑って「わたし青が好きなの」
って言ったよね
それなら確かに赤の夕日がそんなに好きじゃない理由になるね
なんて僕はちょっとひねくれてみたんだ
朝になって昼になって夜になって
朝の青がすきなの、だって爽やかだから
昼の青がすきなの、だって澄み渡っているでしょう
夜の青がすきなの、だって何もかも暗闇に消し去ってくれるから
嗚呼、大好きなんだ、君のその永遠に続くんだろう
青への耐えなき憧れは。
僕は少し青に嫉妬してみるよ。
君はそんな僕をわらうんだろうね。