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彰の部屋


[2] 涙は溢さない
詩人: [投票][編集]

好きだ、と言った
他人は誰も其処にはいないのに貴方は何にも言ってくれない
誕生日だったから「おめでとう」となけなしの小遣いで買った貴方の好きな花をあげた
昔は「花なんかいらない」と言ってくれたのに、今ではだんまり決めこんでいるの、

「さよなら」といった、もう此処には来ないよ、笑顔で告げた
花の水を替えるのも掃除をするのも
もう止める、と言っても


貴方はそこで寝ているだけなの、ね

2005/01/16 (Sun)

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