『好きです』　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　こんなにも簡単な言葉・・・

ただ一言だけなのに　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　何故こんなにも胸が痛むのでしょう？

貴方を見ていると胸が痛くて　苦しくて

貴方の事しか考えられない

この想いが貴方に伝わる事を願って　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
僕は勇気を出して貴方に伝えるよ

貴方の事が好きですと…

ねぇ
いつまでそうしているつもり？

そんな女々しい奴は嫌いなの

一人の他人と別れたくらいで
アンタの人生が終るわけじゃない

別れただけで人生が終るなんて
なんてつまらない考え方なの？

別れがあるから出逢いもあるの
少なくともあたしはそう思いたい


別れが辛いからって自分の命を絶とうなんざ
バカの考える事だわ

アンタにはそんな事　考えて欲しくない


ほら

いつまでもウジウジしてんじゃないの

元気を出しなさい

明日は良いことがあると信じて
そして　自分を信じなさい

何だろうこの気持ち…

とても悪い事をしてしまったような

とてつもない“罪悪感”が
後から　後から　追詰める

まるで僕に『ごめんなさい』と云わせるように…

貴方の泣き顔…

貴方の叫び…

もう離れたはずなのに

遠くにいるはずなのに


僕に聴こえてくるのは何故？
もう忘れたはずだった…

でも
忘れる事は出来なかったみたいだ

何だかよく解らない

この気持ちは何だろう？

今は先なんて見えないけれど
僕もいつかは出逢えるのかな

運命何て信じないつもりだったけど
今なら信じて良いと思える

いつかは出逢える日が来ると良いな

…僕の運命の人。

私にとって…『貴方は何？』と聞かれたら
私は何と答えるでしょう

自分でもはっきりしないのは変だと思う。

『好きな人は誰？』と聞かれたら…
私は誰の名を云うのでしょう

『大切なものは何？』と聞かれても
何も無いとしか答えられない…

私は…

貴方が思っているような優しい人間じゃないもの

例え貴方が私の事を愛していても…

例え貴方が『好きだ』と云っても…

『愛してる』と囁いても…

私はきっと何も云わない…
云わないのではなく…『云えない』の

自分の気持ちが解らないから

本当の気持ちが解らないから

私はそれが解るまで

例え貴方が本気でも

『好き』なんて云えない…

本当の気持ちが解るまでは…

僕が悪かった…それは自分でも解る。
貴方を傷つけるつもりじゃなかった。
云い出そうと思っても、あんな事を云われて…

僕に如何しろというの？

貴方を傷つけずに別れる方法ってありますか？

あるなら僕に教えてよ…

心の傷は治りにくいものだから…
傷つけようなんて思わない。
そんな事思いたくも無い。

こんな僕を好きになった貴方はバカ…
軽く流した僕はとてもバカ…いや、それ以上。

貴方が流した涙は全て僕の責任…

だから…でも、どうする事も出来ないれど…
僕の事は忘れた方がいい
『僕の代わり』なんて他にも居るでしょう？

こう云う事を考えてしまう僕。
『…僕って悪い奴だ。』そう実感させるように…。

貴方に辛い事を云ってごめんなさい…
今まで云えなくてごめんなさい…
涙を流させてごめんなさい…
傷つけてごめんなさい…

…生きていてごめんなさい。