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山崎 登重雄 の部屋


[133] 病 @葛藤編31
詩人:山崎 登重雄 [投票][編集]


山間に見える白い建物が
とても病院に見えてしまう

濃い緑 だんだんに淡い緑
合間に 真白く浮かぶ建物

空が青くても また灰色でも
建物は白く浮かぶ
夜中の闇にも ほの白く浮かぶ

眼前の大樹が高度な医療機器に見え始め
貼り付けられて 拘束されて
点滅する木の葉を目で追うと
僕の何かを測定していて…

何時間も何時間も検査され続け
明らみ始めてやっと開放され

ボクハ ネムリニ オチル

2009/11/10 (Tue)

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