詩人:山崎 登重雄 | [投票][得票][編集] |
言葉は伝えるためにあるのに
怒らせては 悲しませては
傷つけては 怯えさせては
僕にあるがままに伝えたいのに
ごめんねさえもままならない
言葉は支えるものだよね
それなのに つまずいて
掴まれず つまずいて
言葉は立たせるものだよね
倒れるたびに のしかかる
僕のすべてに たたみかける
ごめんなさい ごめんなさい
ありがとう ごめんなさい
自分自身の言葉なのにね
Sorry I Love You.
そのすべての言葉が
現実と闘うためにあるのにね
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