詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
世界中の 怒りと悲しみ
万に一つの 賛同や称賛
厳しく育てられたのに
僕は弱く 果敢ない
リトマス試験紙のようにすべてに移ろい
メラニン色素みたいにすべてを吸い込んで
心にこびりついた 黒い塊
ずっと怯えている
まるですべてが僕のことのように
思えてしまうから
あの日も あの時も
すべてがそうだった
誰も埋めてはくれない
自分の墓穴を掘り続ける
腐り果てた 恋心を さらして
すべてが僕のことならば
ありがとう ごめんね いままで
そして小さく ・・・・
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