君はチョコレイト僕はバラ追憶のバレンタインふたりの誓約の日は恋人達も祝う日愛を確かめたのは間違いだったね七年目のバラは可愛くて鉢に挿しただけで紅く可憐に増えてくれた歳月に花は減り歳月に愛は枯れトゲは痛みの懺悔に変わる君が耐え切れなかったのは僕のエゴ君を許さなかったのも僕のエゴ今でも記憶を正すように滲んだ紅い花が咲くんだよ小さな花がひとつだけ
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