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山崎 登重雄 の部屋


[349] 濡れているか
詩人:山崎 登重雄 [投票][得票][編集]


春への憧れを殺ぐように

この雨が熱を奪うのさ

毛布の中で膝を抱えて


何の償いなのか 降り続くこの雨の

喝采の渦に閉じ込められた チャンス

次はいつ君に逢える いつまた逢える


濡れているか

カラダ中を流れてる想いに


濡れているか

ひび割れた心へと注ぐ


君よ 我が生涯の好敵手よ

言葉の雨に 濡れているか

2010/03/07 (Sun)

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