ふうふうからから風車滲んだ柄は恋模様あなたを想い吐息で回す時の蚕の繭ひとつくるくるからから糸車繭から紡いだ恋の糸あなたを想い織り成した時の間の詩ひとつふわふわゆらゆら色衣かかる小枝の未恋花あなたを想い散るならば時の腕の夢ひとつ
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