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山崎 登重雄 の部屋


[380] 深:這うような日々に
詩人:山崎 登重雄 [投票][編集]


好きじゃなきゃ
恋詩は書けないのさ

あんなに溢れた言葉が
何だか出が悪い

嫌いになったんじゃない
諦めることが

諦めなくちゃ それが
軌道に乗り始めた

好きだよ
でも それだけで

恋の詩が
愛し合う詩が

女ゆえの…
男ゆえの…

カタツムリのように
ヒトリで産んで来た

寂しいよ

もう 春だもの

髪を撫でて
キスしたい

君がいないなら
もう仕方がないことなんだ

2010/05/04 (Tue)

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