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山崎 登重雄 の部屋


[393] 深:SAY
詩人:山崎 登重雄 [投票][編集]


上目遣いに上半身
目を伏せれば下半身

不器用に繋がれた一枚のヒフ

不毛も無毛もなぞる指先

いい加減起きろよ
される前に眠っちまえよ

握りしめた手のひらで

負ける気がしない夜更けに
未来を扱く

勝てる気がしない夜明けに
未来を扱く

愛する名前を叫びながら
放物線の先で迷子が泣いた

2010/05/21 (Fri)

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