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山崎 登重雄 の部屋


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詩人:山崎 登重雄 [投票][得票][編集]


路地から路地

暗闇から影


まっしぐらに猫


車の下

くぐり抜けて

路地から路地


まっしぐらに猫

つられてそれを追う猫

重力のない足音


眺める僕


そしてみんな

人生の大半を眠る


2010/05/25 (Tue)

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