道端で泣いていたタンポポのたね雨にうたれてもう動けない誰かの想いが夜を越えゆっくりと世界がかわる僕はただ足跡を今を生きる証をポケットに君をつめて毎日を歩き続けるだけあの日泣いていたタンポポのたねは知らずに靴底が運んで僕のそばで芽吹いたよ
[前頁] [山崎 登重雄 の部屋] [次頁]