詩人:山崎 登重雄 | [投票][編集] |
〜いつか溶かしちゃうから〜
冷たくされればされるほど
君を忘れることができないよ
きっと生まれる前も
僕は君を知っていただろう
いつかまた生まれ来る時も
僕は必ず君を知るだろう
気付けばいつの間にか
次々と新しい君が現れては消える
僕の中に甘い香りを残して
限られた時間の中で
君を逃してしまった時の後悔は
とても言葉じゃ言い表せない
どうして大切にすればするほど
君は消えてしまうんだろう
それでもいろんな君を試してきた
これからも変わらないよ
すべての季節が君と共にある
君となら楽しめる
君となら乗り越えていける
僕はずっと君を見ている
だから飛び切りのサイズで
もっとカラフルに輝いて
そしてクールな君でいて
冷たくされればされるほど
君から目が離せないんだ
[前頁] [山崎 登重雄 の部屋] [次頁]
- 詩人の部屋 -