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山崎 登重雄 の部屋


[468] 天秤
詩人:山崎 登重雄 [投票][得票][編集]


どんと生まれた瞬間に天秤に乗る

自分は地べただ

もう片方はあきれるほど天を指している

最初はどの親も気前よく錘を増してくれる

高い高い

バランスはだんだん難しくなるから

揺れる揺れる

しょうがないな自分でやるか

自分の目方増やしながら

皿の錘を取ったり乗せたり

揺れる揺れる

世間の評価と自分の目方

頑張るほどに錘も容赦ない

上がったり下がったり

どうせ最後は平等に死を迎える

気にしないで揺れろ揺れろ

何を乗せても地べたから動かない

錘を捨ててもある意味一緒だ

自分で量る自分だから

上がったり下がったり

揺れろ揺れろもっと揺れろ

2010/07/16 (Fri)

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