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山崎 登重雄 の部屋


[547] おやすみなさい。
詩人:山崎 登重雄 [投票][得票][編集]

独り寝がさびしくて

雨音を聴いている

羊より数えがいがあって

薬の中に落ちていく

今は未来のため

深く自分に言い聞かせて

心の薬

言葉を抱きしめる

雨が穏やかに降るように

少しは晴れ間のあるように

悲しい被害のないように

雨の数だけ祈りを注ぐ

後は薬で、おやすみなさい。

2014/06/06 (Fri)

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