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山崎 登重雄 の部屋


[597] 蜃気楼
詩人:山崎 登重雄 [投票][編集]


溶けるほど暑い日々を過ごして

今日も生きたと褒めてやろう

有り合わせで飯を食い

薬を飲んでゆらゆら


俺は光か俺は闇か

足元がゆれる

ゆらゆら


薬漬けの毎日に

心だけはぶれないと

気合を入れて

ゆらゆら


歪んだ日々に

誰か欲しいと

愛する人が欲しいと

命乞いしながら

ゆらゆら

2015/08/13 (Thu)

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