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ありがとう。
どれだけこの言葉伝えても足りないくらい。
本当は一番あたしのこと理解してる。
全てお見通しなんだよね。
友達と喧嘩しても一番の味方。
守ってくれるのはあなた。
頼りっぱなしでごめんね。
でもあなたに頼りにしてるって言われた時は
本当に嬉しかったよ。
いつも迷惑かけてごめんね。
あたしが結婚する時に大泣きするって言ってたね。
嬉しくて泣くのと
盗られて泣くんだって言ったね。
それ聞いて泣きそうになったよ。
いつかあなたを喜ばせることはできるかな。
ごめんね、ありがとう。
おかあさん。
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それに気付いた時には
もう遅いんだよね。
それに気付いた時には
もう離れられないのね。
あたしは好きだって聞いた。
あなたは好きだって答えた。
そうだよね。
距離の問題だって思っていいのかな。
あたしの所為じゃないって思ってもいいのかな。
そうじゃないと崩れてしまいそうで
そうじゃないとあたしの存在がなくなってしまいそうで。
我儘でごめんね。
あたしはどうやらあなたを愛しすぎて
あたしの愛は狂ってしまったみたい。
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心配してもらうが為じゃない
構って欲しい訳じゃない
ただ話してるだけ。
勝手に世話焼いてるだけじゃない。
こっちとしてはいい迷惑。
別に保護者じゃないし
守ってもらおうなんて思ってない。
あんた何様?
親友面しないで。
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あなた達の操り人形になれば
それであなた達は満足するのでしょう?
あなた達の言うこと聞く優等生でいれば
それであなた達は笑うのでしょう?
あなた達の下手に出て媚びてれば
それであなた達は優しくするのでしょう?
そうでなければあなた達は
あたしに満足しないし
あたしに笑顔を見せないし
あたしに冷たくなるのでしょう?
今のあなた達があたしにしているように。
決してあたしは反抗しなきゃいけないと感じてるわけじゃない
でも操り人形なんて真っ平ごめんなの。
でも優等生なんてなりたくないの。
でも媚びたりするのは性に合わないの。
だからごめんね。
あなた達からどんな批判を浴びようと
あたしはあたしでいるつもりなのです。
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『どうせ』って言葉使うつもりはないけど
この瞬間あたしは誰とも繋がってないんだ。
ひとりぼっちなんて嫌とかは思わない。
ただ急に不安になる。
なんだか存在してないようで。
これはあたしの生存確認。
笑いたければ笑えば?
罵りたかったらお好きなように。
あなたがあたしを見て笑えば
あたしはそこにいるってことだよね。
あなたがあたしを罵れば
あたしはそこにいるってことだよね。
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あなたは何も判ってない。
あたしが生まれ変わったこと。
でも判らなくていい。
判らせる為にやったことじゃない。
置いてきぼりにされれば
そこから這い上がる力は強いの。
お先に失礼します。
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あなたは死ぬってことが判ってるんですか。
人の命がなくなるということ。
周りの人から消えてしまうってこと。
記憶が途絶えてしまうの。
仮にあたしとあなたは何かの繋がりがあって
あなたは死んでしまう。
そしたらあたしはこれからあなたに会うことはないし
これからのあなたに笑うこともできない
怒ることも泣くことも。
話しかけることすらできない。
返事も相槌も会話もできない。
あなたの記憶は「あの時」で止まってしまうの。
ひとり置いていって先に進んでいかなきゃならない
この気持ち判りますか。
死なないで、っては言えない。
それはあなたが選んだ道だから。
でもそう思ってることが判ってくれたら。
あたしはどんなに嬉しいか。
そしてあなたが死ぬことを辞めたなら
死のうと考えることを辞めたなら
どんなに嬉しいか。
判ってくれたらあたしはどんなに嬉しいか。
それくらいは判るでしょう?
あなたが生きていて欲しい。
あなたにどんなに災いが起ころうとも。
あなたは生きていることが幸せであってほしい。
これから悪いことはもっと起きるでしょう。
でも良いことももっと起きるでしょう。
ね?もう少し、生きたくなってきたでしょ?
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頭痛いの。
頭痛いの。
頭が痛いの。
治らないの。
治らないの。
治ってくれないの。
辛いよ。
辛いよ。
行かなきゃいけないとこが
あたしの頭を痛くするの。
したくないのに
しなきゃいけない。
やらなきゃいけない
しなきゃいけない。
したい訳じゃない
やりたい訳じゃない。
泣いても叫んでも
もうダメ…かもしれない。
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本当は悔しかった
あなたに負けること
引け目なんて感じたくなかった
だから強くなろうと思った。
あなたには指摘されたくない
優位に立ってたい
だからがむしゃらに笑顔だった。
あなたみたいに
愚痴しか言わない女になりたくない。
だからあたしは女として
有意義に満足できるように
あなたよりも早足で歩く。
これがあたしの決めた選択肢。