詩人:机上の空論 | [投票][編集] |
誰にも判ってもらえないって思ってた。
あたしのこと理解なんてしてないって。
あたしのこと判らないって。
そう思い続けてた。
あたしの目の前には誰にも見えないフィルターと壁があって
フィルターで世界を通していらないものは排除してた。
壁であたしの奥にまで入るのを防いで守ってきた。
そうじゃないと、何かが壊れそうで。
壊れたらどうなるか判らないし。
まるで硝子の橋を渡り続けるような
そんな緊張感に見舞われる。
誰にも理解されなくていい。
あたしはあたしのままで生きていくだけ。
あたしだけ理解すればいいの。