詩人:魅依 | [投票][編集] |
苦しくて
苦しくて
悲しくて
悲しくて
裏切った
裏切られた
泣きたかった
泣けなかった
生きる事が、
出来なくなる
苦しみ
嘆く人々は
そんなに面白いですか?
そんなにおかしいですか?
自分が苦しい時
貴方にも有るはず、
孤独感に包まれて
自分が一番辛いと
泣いた夜だって
無い、と言える人は
いない筈です
簡単に他人を
笑いますね
醜いですよ、
自分の事しか
考えられない方は。
詩人:魅依 | [投票][編集] |
ぼくのうでには
線が沢山
気付いてる
ぼくのうでから
滴り落ちる
そのナミダは
きっと他の人
からすれば、
“気持ち悪い”
“醜い弱い”
なんだろう。
ぼくのうでには
今息をする為に
必要なもの、
人が笑ってる
傷を見て、
ぼくを見て。
ぼくのうでには
人として駄目、
と言われる様な
印が刻まれて、
生きていくには
苦労する様な、
落胤があるんだ。
でもね、
ぼくのうで
汚いとは
思えないんだ
ゴツゴツしても
ざらざらしても
ケロイド状に、
成っていても。
だってぼくのだ
君のでも貴方のでも
彼等のでも無い
たった2つしか
ない、うで。
醜い。汚い。
おかしい。
そう言われるのは
嫌だから、
不快感を与えたく
無いから、
ぼくのうで
ぼくの生きている印
みんなには見せない
様に、今日も隠すから
詩人:魅依 | [投票][編集] |
大切なものは
はかなくて、
脆いもので。
気が付いたら
壊れていて。
泣き喚いても
元に戻らない
貴方は大切な
ものを大切に
していますか?
そしてそれを
瞬間的に問題
があった等の
事で壊したり
捨て置いたり
してませんか
僕等の周りに
落ちて壊れた
この“もの”
達はそんなに
強く無い、
唯貴方の元に
いるだけでも
幸せを感じ、
喜んでいた。
違いますか?
人は直ぐに、
大切を忘れて
笑いながら
捨てるのです
物であっても
友達であっても。
詩人:魅依 | [投票][編集] |
決して
見せびらかす為
等では無い
構って欲しい
訳でもない。
冷やかしや
侮辱なんて
いらない。
必死で、
傷つけて
傷つけられて
苦しくて
泣きたくて
それでも泣けなくて
この社会から
逃げたくて
逃げ方が
解らなくて
やっと、
やっと見つけた
自分の居場所
失ったものは多い。
壊れたのは数え
きれない。
でも
それでも
片手に刃物を
片手に傷を
そうする事で
生きる
嗚呼、貴方達
からみたら
ソレは
汚いでしょう
醜いでしょう
止めて欲しいと
弱いと
思うでしょう
でも、
弱くてなにが悪いの
でしょうか?
本当に強い人は
いないのに
本当に強い人なんて
いないのに。
詩人:魅依 | [投票][編集] |
貴方が笑っているだけ
それだけなのに、
こんなに暖かい。
恋、だとか
そんな事じゃない。
嬉しい、
なんて気持ちは
解らない。
有難う、
と言えば
貴方はまた笑って
その度
僕は顔が
暑くなる感覚に
追われながら
僕も、笑う。
(この気持ちは何だろう?)
詩人:魅依 | [投票][編集] |
誰かが私の名を呼ぶのなら
私は応えよう
誰かが私に何かを求めるのなら
私は与えよう
だけど
深く踏み込まないで、呉れないか?
否、全員という訳では無く
踏み込む相手が
私が心を許せる相手なら、別に構わない、のだが。
自虐的な事しか
言えないから。
それを分かってくれるのならば、構わないんだ。
独りは嫌だ。
独りが嫌だ。
我が儘な私を
私自身でさえも
必要としないのに
必要としてくれるのならば
とても嬉しい事で
私を必要としてくれるのならば
私は応えよう、と思うんだ。