詩人:拿樺山ユウキ | [投票][編集] |
日常風景に
雨のガラス玉
透明であって
それは愛の欠片
世界の窓ガラス砕く
世界は欲望の渦
それは感性の進化
路地裏にはさまった
猫の鳴き声
もう限界のスピ−ド音
イカれた空想論を
投げやる読書女
「自由」にカテゴライズされてる音楽家
皆、所詮は主観主義
詩人:拿樺山ユウキ | [投票][編集] |
ソファの上 神に祈る
その手で愛情を込めて
今、歴史を刻む
至福の時間だ
夢なのか現実なのか
分からない
宇宙と世界は
どう違って
どう繋がっているのか
それも分からない
何故空は青く見えるのか
白人達の暴走機関車が
橋から落ちる所を見た
100年前の出来事
世界は終わってなかった
変装する変人
にらめっこしたら
絶対勝てない
スラングを
吐きまくる女の
急所を蹴ったら
動かなくなった
甘いビスケットが欲しいと子供がねだってくる
幻の国へ行けばあると
うそつき詩人が笑う
有頂天になってる女へのささやかな仕返しだ
逆恨みはよせ
今に消される
分かっちゃいるけど
やめられない
崩壊後の廃墟の中
抱き合う対象外の動物
永遠にさまよう世界
生まれてきた時から
ドロ沼の人間関係
感情は膨張し続け
色鮮やかだった街も
今では灰色の街に
変化した
この世界は
もうすぐ終わると
さっきの詩人が言えば
いやまだまだ終わらないと一緒にいた女が言う
でも終わりは突然
やってくるもの
運命でも必然でもない