詩人:路 | [投票][編集] |
心の声に耳澄まし
頭に浮かぶ言葉並べる私
痛みに耐え
雲に覆われ
それでも君を待ち続けてる
先の見えない未来でも
必死で先を見たいともがく
もがけばもがく程
深みにハマるの分かってるのに
こっちを見てよと水面を揺らす
届いているかわからぬこの想いは
いつか報われ
花開くのだろうか
疑問と戦い
不甲斐なさを感じでも
君と同じ時を生きる者として
多くのことを分かち合い
赦し合いたいと願ってしまう
君に少しでも
この声届けたい
一瞬でもいい
私の事想ってくれたら
それだけで幸せ
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君と同じ時を生きているのに
どうしてこうも交われないのだろう
君が君の道を歩んでいるように
僕は僕の道を歩いているよ
でも
たまに不安や孤独が僕を襲うんだ
君は言った
「寂しい時はいつでも連絡してね」
頼りたい僕と
頼れない現実
いつも明るく振る舞っては
胸が痛む
笑っている事が
君を想うことだから
強がっている僕
本当はそれを見透かして欲しいんだ
だけど君にはそんな余裕は無いんだよね
だから僕は
「応援してる」
とだけ伝えたんだ
頼られたい僕と
頼られない現実
僕は君にとって何ですか?
交わりたいのに交われない今は
もどかしくて
歯痒いよ
ようやく春風が吹き始めたというのにね
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いつになったら愛の言葉をくれるのだろう
どれだけ仕事で忙しくても
どれだけ疲れてても
どれだけ離れていても
君のくれる連絡で
私の気持ちは満たされる
本当は会いたい
本当はずっと傍に居て
甘い言葉に酔いしれていたい
だけど
そんな重い女にはなりたくないから言わないよ
だからこそ
言葉だけでも欲しいの
言葉の儚さも
言葉の強さも知ってるよ
だから待ってる
君が口を開くまで
私は君が大好きで
私は君が愛おしい
だけど
まだ君に「愛してる」とは言えない
言葉の重みに自信が無いから
だから私も
時が来たら伝えたいな
愛してる…
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誰かに背中を押され出した決断は
いずれ誰かのせいにしてしまいそうで
自分で下す決断は
まだ勇気が持てず
決断には至らない
ただこのまま
流れに逆らわず
流れに流され
時の過ぎ行くままに
そんなのもイイのかもしれない
何かを選べば
何かを失い
誰かを寂しくさせてしまう決断
私が思ってる程
みんな柔じゃない
誰かを寂しくさせるだなんて
思い上がりかもしれない
ホントは
自分が寂しくなり
怖いだけなんだろう
いずれは下さなければならない決断
どんな答えであれ
その決断は
まだまだ続くであろう
人生の岐路でしかないんだから
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久しぶりに繋いだ手
すごく温かかった
心地よくて
ギュッとした
大きな君の手は
やっぱり
放したくない
ねぇ、あの時
君は何を思ってたの?
久しぶりに繋いだ手
君に守られてる気がした
照れ屋な君の愛を感じた
「すき…」
私がそう言うと
君は繋いだ手をギュッとしてくれた
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ズット昔のこと
とっくに前向いて進んでると思ってた
忘れた振りしてただけなのかな
ドラマのワンシーン
あなたとの時間が蘇った
気がつけば涙が伝い
あなたを思い出してた
あの時別れを切り出さなければ
私達、今も手を繋いで
ケンカしたり
笑ったりしてたのかな
別れを誓ったあの日の
玄関で抱き合い
いっぱいいっぱい泣いた夜が蘇るよ
あの頃はまだ
お互い幼かった
あの頃はまだ
お互い甘えてばっかだった
そんなありきたりな言葉が
ピッタリと当てはまる関係だった
今ならと思ってしまうけど
もうあなたと
同じ道を歩むことはないんだよね
あなたと私
交わり合うことはないんだよね
すごく寂しい
すごく会いたい
すごくすごく…
ワガママだけど
あなたが欲しい
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休日のよく晴れた秋空
なんとなく街へ出た
昼夜問わず人でごった返す街へ出た
一人で居ることが嫌だった
何か怖くて
凄く寂しくて
人混みに紛れれば
そんな気持ちも紛れるかなって
外へ出た
一人で歩く街
一人で見る風景
一人で食べるごはん
怖さも寂しさも
ただ増すだけだった
すごく辛くて
誰かの声が聞きたくて
気がついたら
遠く離れた君に電話してた
君の変わらない喋り方は
君の変わらない笑い声で
いつもと同じ様な話は
いつもと同じ様な結末で
冷めたスープみたいだった私の心は
君に温め直された
決して熱過ぎず
決して冷たくない
ちょうどいい温かさに
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冷たい風が吹き始め
葉が色付き
少しずつ落ちゆく季節になりました
去年より少しばかり背が伸びた木々は
やがて暖かな風と共に
大きく手を広げるように
葉をつけるのでしょう
僕も一つ歳を重ねました
木々の様に
大きく手を広げ
根を張って
生きていきたい
空っ風に吹かれても
落とす葉が無くなっても
また青々と輝く時が来るんだから
その時まで
耐え忍ぶ日々が続いても
青き日を待ち続け
歩き続けたい
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愛する術は覚えたのに
愛される術は未だに身につかず
君が居ない時に限って
私は孤独感に襲われる
友達や家族でこの寂しさを埋めようと
電話しても
より一層寂しくなるだけ
ただ君に逢いたくて
ただ君の声が聞きたい
そばに寄り添って
時に抱きしめて欲しい
きっとこれは私のエゴだから
君には言えない想い…
君に重いと思われまいと
強がる自分に疲れたりもするけど
君の笑顔が好きだから
君の優しさが愛おしいから
君の負担にはなりたくないから
私は言わない
君に寄り添っていて欲しいけど
君に寄りかかりたくはないんだ私
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未だに見つからずにいます
未だに探しています
それはいつか
月明かりに照らされ
反射してくれるのでしょうか
いつでもいい。
だけど
いつか必ずみつかるのだと
神様。どうか言ってください。
探しものだらけのこの旅に
終わりは必ずやって来るのに
どうしてそれはみつかるのだと確信が持てないのですか
それはいつか
太陽の光よりも眩しいくらいに
輝いてくれるのでしょうか
ねぇ、神様。
神様は何か探しものありますか