詩人:路 | [投票][編集] |
恋を忘れ
仕事をし
恋を忘れ
遊びまわった
だけどやっぱり何かが足りなくて
家族でも…
友達でも…
どれだけ大切な周りの人達でも埋められなかった心の隙間
どれだけの強風が吹き荒んでも
強がって
笑って
何となく気付かないフリしてた
ホントは寂しいよ
苦しいよ
辛いよ
って心が泣いてた
だけど
キミと出会って
何となく隙間が狭くなった気がする
隙間が埋まる気がする
もしキミにもそんな隙間があったなら
私が少しでも埋めてあげたいって思う
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いつからだろう
心にすれ違いが生じた
そして私は家を出る事を望み
一人暮らしを始めた
だけどやっぱり心にはいつも家族があった
家族だからって間違ってるのかな?
全てを解り合っていたい
それは幻想ですか?
解って欲しいからこそ、怒りをぶつけ
けど結局それが誤解を生む
悪循環。
分かってる
だけどそれでしか感情表現ができない
ただ甘えたいんだよ
ただ甘えて欲しいんだよ
今日もまた近くを歩く事ができなかった
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寂しい夜だった
涙も生まれない
声も出ない
なんか心が空っぽな夜だった
幸せが見えなくなった夜
不安に押し寄せられた
自分を哀れんだ夜
結局寂しさが押し寄せてきた
寂しい夜だった
過去を振り返った
今日を思い返した
明日を考え
未来を思い描いてみた
少し温かい気持ちになった
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本音と建て前を使いこなす術を覚えた僕は
本音も建て前も見分ける事ができなくなった
人の顔色を伺う事を身につけた僕は
自分の思いをぶつける事が怖くなった
世間体
周りの評価
気にしないと決めたはずなのに
誰より囚われ
誰より囚われていないフリをしている
大人になるにつれ
周りに対しての器は大きくなり
自分に対しての器は小さくなった
零れ落ちる
片手でせき止めても
両手ですくい上げても
零れ落ちる
建物が老朽化すると雨漏りがする様に
歳を重ねる度
僕があの頃の僕でなくなってしまってる気がする
成長というキレイな言葉は
僕には重荷でしかない
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当たり前過ぎる毎日に嫌気が差したあの頃
社会の厳しさも知らず
親の言葉に耳も貸さず
そうして飛び込んだ激動な社会
そこでようやく気が付いた
当たり前の様に繰り返される毎日が
ホントは何よりの幸せなんだと
今だから…
母との口ゲンカも
犬の散歩も
通勤の満員電車も
決まっている仕事の流れも
ほとんどがパターン化されてるケド
同じパターンでいられる事
幸せを感じる
妄想だけが一人歩きしていたあの頃
大切な事を忘れ
大切な事を思い出した
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人はよく言う
「別れから学ぶものがある」のだと
人はよく言う
「別れは新たな出逢いを生む」のだと
人はよく言う
「別れは悲しいだけのものではない」のだと
だから私は誓う
別れても
大切なモノは大切だと
失いたくないモノは失わないと
その為に何をする??
私は…
ただ動く
それだけ
恥じらいなんか要らない
照れなんて捨てる
ただ真っ直ぐで居たい
それ以上は無いから
今までと変わらぬ笑顔を見せられるように
私が私である為の別れ
ありがとう
そして
これからもよろしくね