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路の部屋


[10] 君にありがとう。
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休日のよく晴れた秋空

なんとなく街へ出た

昼夜問わず人でごった返す街へ出た


一人で居ることが嫌だった
何か怖くて
凄く寂しくて

人混みに紛れれば
そんな気持ちも紛れるかなって
外へ出た



一人で歩く街
一人で見る風景
一人で食べるごはん



怖さも寂しさも
ただ増すだけだった



すごく辛くて
誰かの声が聞きたくて

気がついたら
遠く離れた君に電話してた


君の変わらない喋り方は
君の変わらない笑い声で

いつもと同じ様な話は
いつもと同じ様な結末で


冷めたスープみたいだった私の心は
君に温め直された

決して熱過ぎず
決して冷たくない
ちょうどいい温かさに

2009/11/09 (Mon)

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