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路の部屋


[15] 交差
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君と同じ時を生きているのに

どうしてこうも交われないのだろう



君が君の道を歩んでいるように

僕は僕の道を歩いているよ


でも
たまに不安や孤独が僕を襲うんだ

君は言った
「寂しい時はいつでも連絡してね」




頼りたい僕と
頼れない現実



いつも明るく振る舞っては
胸が痛む

笑っている事が
君を想うことだから



強がっている僕
本当はそれを見透かして欲しいんだ



だけど君にはそんな余裕は無いんだよね



だから僕は
「応援してる」
とだけ伝えたんだ




頼られたい僕と
頼られない現実




僕は君にとって何ですか?





交わりたいのに交われない今は
もどかしくて
歯痒いよ
ようやく春風が吹き始めたというのにね

2010/03/19 (Fri)

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