詩人:まいる | [投票][編集] |
私は今日も泣いて
窓辺に座り
感慨にふける
あなたとの思い出を
過去に出来ない自分
どんなに悔いても
戻れない過去
あなたのことで
埋め尽くされていた毎日が
当たり前だったあの頃
記憶の中のあなたは
あんなにも笑っているのに
隣に居ないこの寂しさを
一体どうして埋めるの?
夢の中で
私は今日も
届かぬあなたの名を呼ぶ
手を伸ばせば
すぐそこにいたはずのあなたは
闇の中に消えゆく
こんな悲しみある?
あんなにも温かった
あなたの手が
目を覚ますと
冷たくなってる
突然来る悲劇
追いつかない私の気持ち
季節も変わり
もう夏になるのに
私の心はあの頃のままで
あなたじゃないと
溶かせないのに
今日も私は
あなたを思い
頬を濡らす