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ぴこmakoの部屋


[2] 想いでの心
詩人:ぴこmako [投票][編集]

木葉が落ちる秋 夕日が差し込む部屋のなか
この心はどこにあったのだろう?
くり返す春夏秋冬 忘れていたこの気持ち
ふと アルバムをひらいてみた

喜んだり 怒ったり 哀しみや 楽しかった
この町で出会ってから いったいなにをしていたのだろう
振り返っても、振り返っても、
過去には戻れない

まわるレコード 涙が溢れた

気持ちを伝えることが出来なかった
悲しみが人を弱くするんじゃない 悲しみが人をつよくするんだ
人は弱いから泣くんじゃない つよいから涙をながすんだ
だから何度でもたちあがれる

心がそう想うのならば
つたえよう…
気持ちが届かなくとも
つたえよう…

いつものまわるレコード
木葉が落ちる秋 夕日が差し込む部屋のなか
諭した仲間たち 窓から呼んでいた
心はここにあった…

2013/02/13 (Wed)

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