詩人:ぽち | [投票][編集] |
いつも
笑って居たかった。
でも、
一人じゃ笑えないよ。
一人じゃ
孤独には勝てないよ。
誰かの支えになりたかった。
誰かに支えて欲しかった。
ニセモノじゃないものに。
現実味がないの。
居場所がないの。
助けを
求めても、
助けてはくれない。
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ほんとに
好きで。
狂おしいほど
好きで。
笑った口から見える八重歯も。
泣いてるときの涙も。
私を抱きしめた暖かい腕も。
私が抱きついた大きな背中も。
その優しい唇も。
全部が愛しい。
貴方の全てが愛しい。
独り占めしたいぐらいに。
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前が見えないの。
ただ前は真っ暗な闇
先が見えないの。
黒い波が襲ってくるの。
それはドロっとして私の手や足にまとわりつくの。
不安や悲しみは
通り過ぎた。
飲まれるのも
あともう少し。
楽になれるかな。。
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画用紙には
白と黒だけ。
真っ白だった画用紙に、
鉛筆でたくさん書いた。
夢。理想。恋。友。
全てを消した。
鉛筆の後が残った。
私はもう一度書いた。
夢。理想。恋。友。
鉛筆の後が邪魔でうまく書けない。
そしてまた消して。
画用紙を取り替えたいのだが、
取り替える画用紙がない。
仕方がないので、
書いて。
消して。
また書いて。
ボロボロの画用紙。
いつかゎキレイな絵の具を塗れるかな?
今はまだ
画用紙の白と
鉛筆の黒しかないけれど。
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あなたは
デートする時
いつもこう言った。
『どこ行きたい?』
『なに食べたい?』
『なにしたい?』
そんなのどうでも
いいの。
あなたが居れば
全てが特別で、
私とあなたの
大切な一瞬なの。
あなたと一緒に
居るだけで私は
飽きないし、
幸せよ。
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あたしは
17歳。女の子。
そう平凡な。
恋をして、
唇を重ね、
体を重ね。
でもね何か足りないの。
足りないんじゃなくて不安なの。
また独りになるのかなぁって。
あの人もこの人も。
きっときっときっと去っていくのね。
ならば本物は求めない。
偽物の愛をあなたに。
偽物の愛をあたしに。
いつか巡り会うあなたに与える愛は…
偽物の愛?
それとも
本物の愛かしら?
いつか巡り会うあなたが与えてくれる愛は…
偽物の愛?
それとも
本物の愛かしら?