あなたは
デートする時
いつもこう言った。
『どこ行きたい？』
『なに食べたい？』
『なにしたい？』

そんなのどうでも
いいの。

あなたが居れば

全てが特別で、

私とあなたの

大切な一瞬なの。

あなたと一緒に

居るだけで私は

飽きないし、

幸せよ。

画用紙には

白と黒だけ。

真っ白だった画用紙に、

鉛筆でたくさん書いた。

夢。理想。恋。友。
全てを消した。

鉛筆の後が残った。
私はもう一度書いた。

夢。理想。恋。友。
鉛筆の後が邪魔でうまく書けない。

そしてまた消して。
画用紙を取り替えたいのだが、

取り替える画用紙がない。

仕方がないので、

書いて。

消して。

また書いて。

ボロボロの画用紙。
いつかゎキレイな絵の具を塗れるかな？
今はまだ
画用紙の白と
鉛筆の黒しかないけれど。

前が見えないの。

ただ前は真っ暗な闇

先が見えないの。


黒い波が襲ってくるの。


それはドロっとして私の手や足にまとわりつくの。


不安や悲しみは
通り過ぎた。


飲まれるのも



あともう少し。



楽になれるかな。。

明日も

明後日も

来月も

来年も

ずっと
ずっと

変わらない

まっすぐな

愛。

今の

私には

居場所なんてないよ。

本物を求めすぎて。
嘘の世界は

とても居心地が悪くて。

今にも嘘の世界から消えたい。

助ける気がないのなら

さっさと

その手引っ込めろ。
中途半端な手助けなんかいらねーよ。

嘘なんかいらねーよ。

私はささいなコトですごくムカつく。

そんな全てを許せるほど心は広くないし、

ムカつくコトをムカつく。と言えない。

ほんとに

好きで。

狂おしいほど

好きで。

笑った口から見える八重歯も。

泣いてるときの涙も。

私を抱きしめた暖かい腕も。

私が抱きついた大きな背中も。

その優しい唇も。

全部が愛しい。

貴方の全てが愛しい。

独り占めしたいぐらいに。

いつも

笑って居たかった。
でも、

一人じゃ笑えないよ。

一人じゃ

孤独には勝てないよ。

誰かの支えになりたかった。

誰かに支えて欲しかった。

ニセモノじゃないものに。

現実味がないの。

居場所がないの。

助けを

求めても、

助けてはくれない。

私一人ぐらい

この世から

消えてもいいじゃない？

私は、

いらない人間ですか？

私が

一人ぐらい消えても
何も変わりません。
あぁ

どうかどうか

早く。

この想いゴト

殺してください。

なぜ。

私の様な者が

生きてるのですか？