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ぽちの部屋


[166] 幸せ
詩人:ぽち [投票][編集]

真夜中のドライブ

君が呟く。

『幸せになりたい』


『お前と。』




語りだす。


ただあたしは


うなずいた。


うなずくだけで


精一杯だった。


うれしくて。


涙が出た。


恥ずかしがりの


あなたが


真剣に語った夜は

霧が濃い夜だった。


なにも見えない

濃い霧の夜。


二人の人生も


こんな感じだよね?


だけど怖くないよ。


あなたがあたしの

手を強く握ってくれるから。


二人でいつか


幸せな家庭を


築こうね。


2006/06/27 (Tue)

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