痛みを忘れられないこの腕がうずく何故この時あの腕の中にいないのか…完全でない私の中に完全な幻が呟くドウシテハナレルノ?絶望に染められたこの胸が騒ぐ何故あの時あの胸から遠ざかったのか…完全でない私の中の完全な幻が囁くハヤクオイデ…この腕に残る幻影は今の私には必要ない抱きしめても崩れていく…この腕に宿る痛みだけが知っているあの時の温もりを探し続け…
[前頁] [manaの部屋] [次頁]