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まなみの部屋  〜 投稿順表示 〜


[1] あたしはなんにもしてないのに
詩人:まなみ [投票][編集]

なぜ、あなたは
そんなにも純粋なの?
まちがえました、
「こんなにも」、純粋なの?

あたしがあなたといると、
まるであたしの手から
小さな粒が ポロポロって
こぼれてゆくみたい
あなたがキラキラしてるから、
反射した光があたしの手から
流れてるように見えちゃうの
あたしもキラキラしてるようで
あたしはなんーにもしてないのにね、
ね、……。

2003/11/01 (Sat)

[2] 待ってるね
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君を待ってるね

ずっと待ってるね

そしたら君に会える

たったの2時間でも

この時間は

とても、長い。

2003/11/09 (Sun)

[3] インデペンデント
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独立したいと願った、
あの日から
もう何年もたって

まだ捨てきれずにいる
この気持ちは何だ

独立したいと願った、
あの日から
あたしはまだ一歩も
動いてないような気がするのは
気のせいか…

2003/11/08 (Sat)

[4] ひとのたましい
詩人:まなみ [投票][編集]

ひとのたましいは

らんだむにうまれかわる
よいおこないをしていれば

すぐにうまれかわるというのなら

わたしはつぎうまれてくるときは

すぐにはだれかのおなかからでてくることはない
しばらくてんのうえで

じぶんのまちがいとか、おかしてしまったこととか

すべてになやまされたあとで

うぶごえをあげて

またいのちをもらうことになるだろう


いのちにたましいがやどる


わたしのこのたましいは
なんかいうまれかわったのだろう

2003/11/09 (Sun)

[5] 青の世界
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大きな大きな湖があって
でもまわりには何もない。
水だけが静かにとまったままで
めまいがしそうなくらいの圧力下。

私はそこへ行こうと
あらゆるものをふりはらって
走ってゆく、ふりかえらない。
そこへ向かうまでに
たくさんの誘惑があって、
見てはいるがとまらない
いいえ、たちどまらない

やがて雨がふってきて
世界全体が青いように
そこら周辺も青くなって、
一生やむことのないその雨は
ただただ 私を悲しくさせた。

2003/11/09 (Sun)

[6] 月月火水木金金。
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日曜日の朝を
「嬉シイ」と思える日曜日が少なくなった。
昔なら、お日さまが高く高くのぼるまで
寝ていられたのに。
昔なら、「これが日曜日だ」という
感覚もあったのに、
今はそんなものない。
たぶん、いつの時代かの
月月火水木金金
それと同じなんだ

なんかさびしくなっちゃった

2003/11/10 (Mon)

[7] 君はそこで
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君は今、
どこにいるのかな

君はそこで、
何をしているのかな


君の心に、
あたしはいる?

あたしの心には
いつでも
どこにいても
君が、いる


目をつぶったら
ちゃんと、
見えた気がした・・・

2003/11/21 (Fri)

[8] きみの、かほり
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きみの かほりがした。
それは 生物の自習の時間だった。
いつものように
ネコゼのアタシは、
生物の時間に、
珍しく生物を自習した。

きみの、かほりが した。

それはドコからやってくるのかと
隣の人をチラリと見たけど
そけではないと分かった。
確かに、
アタシのスグそばで、
きみのかほりがしたハズなんだ。

自習をやめて、
一点を見つめて、
そしたら なぜだか
ヒラめいたんだ。

生物の、教科書。

パラパラめくったら
確かにソレは きみと おんなじ、
きみの、かほりだった。

何度も、何度も、パラパラやった。
ああ、ほら、また。
きみに あいたくなったでしょう。



◎●○●◎

こんにちわ。まなみです。
一応のため、付け加えておきますが‥
これはもちろん、アタシの彼が、生物の教科書のにおいしてる、とか、アタシの彼が生臭い、とか(笑)、そうゆうんじゃないですよ!

ホムペにも、ぜひ(^0^)

2003/12/12 (Fri)

[9] 大好き
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大好きな人に
「大好き」と言えること

寄りそいたいから
寄りそうこと?

そう、
笑いたいから
笑うこと


一緒にいたいから一緒にいるの
「好き」を含めた空気を吸って、はいて、
同じく笑って寄りそって

こんなにも
大きな、心臓の音
とっても大切なこと


大好きな人に
「大好き」と言えること
とってもとっても
大切なこと

2003/12/12 (Fri)

[10] 探求
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乾ききったこの大地に
何を求めて君は走る
ただひたすらに汗を流して
何のために君は走る

答え(リユウ)もないままに走り終え、
君はいったい何を感じる
誰のために、何のために
君はいったい何を思う

「逃げているんじゃない、
さがしているんだ」

君の言葉がはなれない
君の言葉がはなれない
そしてわたしも君と同じように
今 走っている

「逃げているんじゃない、
さがしているんだ」
夏の空いっぱいに響きわたるみたいに、
その言葉は
わたしの胸を強く動かしていた

2003/12/12 (Fri)
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