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MAREの部屋


[126] 永遠と残り雲
詩人:MARE [投票][編集]

もう見えなくなった
ひこうき雲

残された雲の上を
走っている

永遠がないことを
知っている

僕は君との思い出作りを
焦っている

永遠がないことを
知っている

タイミングはわからない

でも別れはしっかり待っているだろう

だから焦ってしまうのか

ただ永遠を本当に信じていたら

ここまで思い出は作れなかったと

心の底からおもっている


もう見えなくなった
ひこうき雲

残された雲の上を
走っている

2006/09/12 (Tue)

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