死ぬのが辛くなるからと幸せを拒んだ冬の訪れきっと君が見てるものは僕でもなく春でもなく細い道の先の幻その幻は冬の暖かさを知らないだろうあのライトの眩しさをあの寄り添う温もりを死ぬことを知っている恵みをあの幻は知らない冬はうつむいてはいない堂々としているだろあらゆる生き物の中で唯一うつむく人間である君に話そう死ぬときまで四季折々の暖かさを
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