詩人:MARE | [投票][編集] |
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あれは言い合いに
勝ったんじゃない
わかったふりを
君はしていたけど
僕が無理やり
わからせたように
終わらせただけだ
なにをしても
うまくいったとしても
なんだかいたらない
そう
当たり前に
君は間違ったりする
だから間違ってると
言うけど
なんだか
僕が間違ってるみたいで
今まではその全てを
不思議ですましてた
風船を離してしまった
子供がいた
そりゃ
もちろん泣いてたよ
それで僕はとってあげたんだ
たまたま引っ掛かったからね
返してあげたらさ
今度は目の前で
離すんだよ
でも笑ってた
また取ってだってさ
わかったんだ
君が僕を困らせる理由が
***