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MAREの部屋


[21] 心に残る 少年の笑顔
詩人:MARE [投票][得票][編集]

無表情の人形のような

喋りかけない壁紙のような

何も考えずに またいつもの道を歩く

排気ガスを吸いながら

タバコの煙を吸いながら

何も考えずに またいつもの道を歩く

ふと横を見れば 子供を連れた母親

子供は笑顔で手を振り

僕も子供に手を振り笑顔になる

母親はそれに気づき

僕は恥ずかしがりその場を立ち去った

一瞬の出来事が なんだか救われた気がした

2005/07/22 (Fri)

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