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MAREの部屋


[3] 未知な希望
詩人:MARE [投票][編集]

そこは初めての世界
こんな時 期待と不安

でもこの時は違って
希望に満ちていた

古く
木の温もりに
人々の暖かさを
漂わせて

重苦しい世界から
抜け出せずにいる
口数少ない僕
初めて話しかけた

知り合いでもない
老人

僕の世界は
ゴミ箱へ捨て

その希望だけに
空の僕をゆだねた

僕の小ささは
未知な希望に包まれて
大きくなる

僕の小ささは
未知な世界に包まれて
大きくなる

2006/04/18 (Tue)

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